日経平均株価は、現在日経225として知られていますが、
スタートは東京証券取引所が1950年にダウ式修正平均株価で
計算を開始し、1969年に公表を始めたものです。
1970年に東京証券取引所から日本経済新聞社にダウ式平均株価の
公表が移り、1971年にNBS225種平均株価で公表を開始して
1975年に「日経ダウ平均株価」、1985年に「日経平均株価」となりました。 1986年から日経平均の先物取引が開始され、1988年から
大阪証券取引所で日経225先物、1989年に日経225オプション取引が
開始されました。日経平均株価は、取引の場では日経225とされています。 1985年から、日経225の公表値の更新間隔を1分間としています。
日経225により、株式指数取引ができるようになっています。
日経225先物、日経225先物ミニ、日経225オプション等の日経株式指数の
取引は、証拠金取引等の手軽さにより現在人気が集まっているようです。
株式と異なり、倒産などのリスクが少ないこともあるのでしょう。
しかし、先物取引が基本になっていることと、証拠金のため
レバレッジ効果で利益も大きいものの、損失も大きいと言うことを
充分に考え、リスクヘッジを考えることが必要です。
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